2010年4月7日水曜日

タゴール著作集


『あなたは、私を限りないものにしてくださいました
それがあなたの喜びなのです。

この脆い器を
あなたは 幾たびも空にしては
つねに  新たな命の輝きで満たしてくれます。

この小さな葦笛を
あなたは  丘を越え、谷を越えて持ち運び
その笛で とこしえに新しい旋律を吹き鳴らしました。

あなたの御手の不死の感触に
私の小さなこころは  歓びの余り度を失い
言葉では尽くせぬ言葉を語ります。

あなたのたゆまない贈り物を
私は  この小さな両の手でいただくほかはありません。

幾歳月かが過ぎてゆきます。

それでもなお あなたは注ぐ手をやすめず
そこにはまだ 満たされぬゆとりがあります』

<タゴール「ギータンジャリ」より>
タゴール著作集 第1巻 詩集1 第三文明社
(写真は別の巻です)
著作集は全巻持っていますが
このギータンジャリが一番好きです。
他の方の訳も3種類ほど買いましたが、やはり
こちらが最高です。
タゴールは、本当に凄いです!