2010年5月8日土曜日

ナグ・ハマディ写本

二十世紀には、キリスト教にとって二つの貴重な発見がありました。
ひとつは「死海文書」で、もうひとつが「ナグ・ハマディ写本」の発見です。
この写本は1945年にナイル川流域のナグ・ハマディと呼ばれる地域で
大甕のなかに封入されていました。

その内容は、キリスト教の基本概念を揺さぶるものであり
初期キリスト教の封印された真実の姿だという人も少なくありません。
もちろん「正典福音書」としての扱いは受けていませんが
従来のイエス像とは全く違う印象を与える衝撃的な書です。
これに関する書籍はいろいろ出ていますが、
たとえば次の2書があります。
「ナグ・ハマディ写本」(白水社)
「トマスによる福音書」(講談社学術文庫)