2010年7月28日水曜日

無師独悟

ラマナマハリシは、1836年に南インドに生まれました。
ミッション系の学校に通う運動好きな青年だった彼に
後の人生に係わる大きな転機が訪れたのは、16歳のときでした。
彼は後になって次のように述べています。

「肉体は死んでも、霊魂(Spirit)は死なない。
私は不死の霊なのだ。」

突然襲ってきた激しい死への恐怖の中で、
彼は内部に<われ>の声を聞きました。
それから2ヵ月後に、彼は神との合一体験をするのですが
「無師独悟の形で真我の覚証に到達した」(佐保田博士)彼は
まさに「グルは内にあり」を体現した聖者として、
今に到っても、大いなる輝きを放っています。

欧米で活躍していた聖者ヨーガナンダが彼を訪ねた時に
ラマナマハリシは、一対一での指導を奨めたといいます。
それはダルシャンを得意とし、シャクティパッドを自在に操る彼にとって
当たり前のことだったのでしょう。
(参考 「ヨーガの宗教理念」佐保田鶴治著)