2010年7月29日木曜日

柔らかな心

ヨーガブームが始まって7~8年経ちます。
クンダリーニJPの講座でも
ラージャ・ヨーガやジニャーナ・ヨーガの人気がとても顕著で
ウパニシャッドやヨーガスートラなどのかなり高度な内容でも
ここ数年、大変盛況です。

参考までに参加者の方々に伺ったところ
過半数の方がヨーガ歴2~4年ということでした。

ヨーガを始めて1~2年の内は、形を覚えるので手一杯。
その意味や原理などあまり考える余裕はないと思います。
そして難しい技法が少しずつできるようになりますと
ヨーガに対して徐々に自信を持つようになってきます。

ところが3~5年経ちますと
今度は、「これでいいんだろうか?」と
様々な疑問を持つようになります。

「ヨーガって所詮は体操なんだ」と思い、
ガッカリしてやめる人もおられるかも知れませんが、
それはとても残念なことです。

一方「そんなはずはない!」ということで
ヨーガの本質について深く学ぼうと、
自分の流派に固執することなく
真実を探求しようとする方もいるでしょう。

いずれにしましても、3~5年というのが
疑問や悩みが強くなるひとつの節目であるようです。

そしてもしもその時に、何らかの答えが得られませんと
5~10年経つ頃に、この悩みはかなり深刻なものになります。

ヨーガが自分の人生に相当なウェートを占めることになるので
仮に大した事がなかったとなりますと
「何をやってきたんだろう?」という自己否定に繋がりかねません。
ヨーガのインストラクターになっていたらもっと複雑です。
そこでもし自己防衛本能から、エゴを強め殻に閉じこもりますと
自ら可能性を放棄することになり、もうそれ以上の進化は望めません。

対して、拘りを捨てて真摯に本質を求めようとする方々は
心をオープンにすることで、様々な出会いや道が開かれます。
視野を広くして、
ヨーガの取り組み方にも
柔軟性を持つことが大事だと思います。

身体を柔らかくすることが、心を硬く閉ざすことにならないように
そして自らを束縛するのではなく、真の自由を得るために
柔らかな心で、ヨーガに取り組んで頂きたいと思います。