2010年9月27日月曜日

チャンティング

「言葉や祈願を復唱するのは自己催眠的な行為であり、
自己閉鎖的で破壊的なものである。
思考の孤立性は常に既知なるものの領域にあり、
祈りに対する答えは既知なるものの反応である。
瞑想はそうしたもののはるか向こうにあり、
その領域には思考は入れない。

その中では何の分離もなく、
それゆえ私という意識を成り立たせる個別性は消滅する。
瞑想は開かれた場所にあり、
そこには何の秘密も介在していない。
あらゆるものが裸形で、はっきりと姿を見せており、
そのような明澄さの中ではじめて、
愛とその美しさが現実のものとなるのである。」
『クリシュナムルティの瞑想録』

チャンティングを行なったり、
何か宗教的なことを言えばスピリチャルに想われると
誤解しているインストラクターをしばしば見かけますが、
それは大きな間違いだと思います。
ヨーガはそもそも
盲目的な信仰を要求するような宗教ではないのですから
特定の宗派と結びつけて
布教の道具にするのは好ましく思えません。
広い視野で自由に思惟してこそ、
新たな気づきが得られるのです。
そして、とらわれのない瞑想の深みの中で
純粋な観照によって、真理に触れることが出来るのです。
クンダリーニJPでは、
祈りとかチャンティングとかは一切行ないません。
私自身が無信仰なことも理由のひとつですが、
なによりも宗教で誤魔化さないヨーガ本来の素晴らしさを
味わって頂きたいというスタンスだからです。