2010年10月3日日曜日

クンダリーニ-2

クンダリーニはエネルギーの質的な違いから
生気系と光輝系の2種類に分かれます。
生気系クンダリーニの覚醒を目指す密教ヨーガに対して
ラージャ・ヨーガやジニャーナ・ヨーガのような顕教ヨーガは
最初から「光輝状態の始まり」を目指します。
つまり密教ヨーガに依存することなく、直接究極を目指すわけですが
これはラーマナ・マハーリシやクリシュナムルティのような
偉大なグルがいる事が前提となります。
ですので、彼らが没した今
密教ヨーガを活用して準備を整えるのはやむをえない事でしょう。
さてこれら2種類のクンダリーニは
それらが活動する領域と働き(性質)の相違から
さらに4ステージに分類されます。
これは私の知る限り、
G・S・アランデール師だけが著述しています。
実際にこれら4ステージ全てを体験しますと
誰もがきっとクンダリーニの本質に驚愕するはずです。
真のサマディとは何か
真我の到達する究極とはどのような境地なのかetc
光輝系のクンダリーニ覚醒を通して、
ヨーガの真実を知ることになります。
そしてヨーガスートラの説くサマディなど
単なる準備段階に過ぎないと覚るはずです。
ところで、生気系と光輝系の2種類を比較体験すれば
生気系のクンダリーニがどの程度のものかがわかります。
つまり生気系のクンダリーニ覚醒は
ヨーガのゴールではないのです。
それは光輝系をサポートする役割を担っているに過ぎません。
結局のところウパニシャッドのゴールとは
この光輝系の第4ステージに他ならず、
そこに至る手段としてヨーガの存在意義があるのです。
故に私は、アランデール師の著書が
クンダリーニについて最も信頼性の高い文献だと思います。
よく知りもせずクンダリーニが危険だとか言う方々は
何が何でも「クンダリーニ=危険」と決め付けたいのでしょうが
私はこの35年間、密教ヨーガと顕教ヨーガを併せて実践された方で
おかしくなった人を一人も知りません。
要はやり方次第ということです。
よくわからないで賛美するのも、また
むやみに怖がらせるのも共に間違っていると思います。
つまり、顕と密のバランスが大事なのです。