2011年2月26日土曜日

嘘とホント

 
「地球にはすべての人を包む豊かさがある。」
『独裁者』チャールズ・チャップリン


この映画「独裁者」が上映された1940年頃
世界の人口は23億人でしたが、
あと40年を待たずに90億人を超すと言われています。
 
そうなりますと、、なんとも困ったことですが
その頃、地球は全人類を養うことができません。。。
 
近年食糧の高騰を起因として
発展途上国各地で暴動や略奪が起こっていますが
近い将来、それは全世界的に起こりうるでしょう。
 
ところが、そんな危機的状況の一方で
日本は年間5800万トンの食料を輸入しながら
毎年約1940万トン(輸入食糧の3割)を廃棄しています。
 
世界で8億人が飢餓に瀕している現状からみれば
これは、とても許しがたいことだと言えます。

この廃棄食料は、
もし発展途上国なら、およそ4600万人が一年間に食べる量に匹敵し
また世界の食糧援助量(740万トン)の3倍以上になります。

「日本は食糧自給率が低い」、とはよく聞く話ですが
政府の発表はそのまま信じない方がよさそうです。
 
なぜなら
日本の食糧自給力の計算は、世界で唯一「カロリーベース」なのです。
そのため、他国と比較することができないのです。
  
なぜ世界基準を採用しないのか?
その辺りに、省益に絡む何かを感じざるをえません。

いずれにせよ、自給力云々を言う前に
廃棄食糧について、何らかの対策を打つべきでしょう。